BURAKU HERITAGE主催イベントのご案内
メンバー・たみちゃんの本が出ました!
1月、BURAKU HERITAGE立ち上げの呼びかけ人であり、メンバーである上川多実の初の単著が出版されました。 その名も、『〈寝た子〉なんているの?ー見えづらい部落差別と私の日常』です。
https://satoyamasha.com/books/3078
今回、そのことを記念して対面イベント(オフ会)を久しぶりに開催する運びとなりました。
当日は、本の刊行をお祝いしつつ、「部落」にまつわるいろいろな話を、皆さんと共有できればと思います。
ぜひご参加ください!
イベント概要
- 参加費:一般 1000円 / 学生 500円(当日現金払い)
※子連れ参加可能・中学生以下は無料です。
※介護が必要な方の介護者は無料です。 - 定員:50名
- 会場:関西大学東京センター(東京駅下車すぐ)
https://www.kansai-u.ac.jp/tokyo/map.html
※事前予約が必要です。会場事情により当日飛び込み参加はできません。 - 予約方法:本ページ末尾のボタンからフォームに飛び、必要情報を記入のうえお申込ください。
- 主催:BURAKU HERITAGE
- 内容:
・『〈寝た子〉なんているの?』の内容をもとにしたメンバーによるトーク
・参加者を交えた交流
※書籍の販売・サイン会も実施します。
BURAKU HERITAGEとは?
私たち、BURAKU HERITAGEは、「部落」に関わるさまざまな立場のメンバーが集い、活動している有志のグループです。それぞれの経験や感覚にもとづいて、自分自身の言葉で、「部落」にまつわる思いや考え、課題意識などを表現し、発信することを大切にしています。
https://www.burakuheritage.com/
本の紹介
『〈寝た子〉なんているの?−見えづらい部落差別と私の日常』
「差別はもうない。〈寝た子〉を起こすな」と言われがちな部落問題。東京生まれの部落ルーツ、シングルマザーの著者は子どもやママ友に〈部落〉をどう伝える!? 日常から差別を伝えていく!まったく新しい部落ルーツエッセイ。
「夕ご飯何にしようとか、幼稚園でこんなことがあったらしいとか、私たちはおしゃべりをしながら子どもが遊び終わるのを待つ。そういう日常の話題と同じように、その日は私は公園で、いつも通りのトーンで、部落の話をした」
関西の被差別部落出身で解放運動をする両親のもと、東京の部落ではない町で生まれ育った著者。家では両親から「差別に負けるな」と言われ、外では「部落なんて知らない」と言う友人たちに囲まれ、混乱しながら自分なりの部落差別との向き合い方を探り大人になる。やがて2児のシングルマザーとなった著者は子どもに、ママ友に部落をどう伝えるのかー。日常の中で見えづらい差別は当事者をどう惑わせ苦しめるのか。泣いて笑って、やがて日本社会の様々なマイクロアグレッションに気付かされる、まったく新しい痛快自伝エッセイ。
著者:上川多実(カミカワ・タミ)
1980年東京都足立区生まれ。関西の被差別部落出身の両親のもと東京の部落ではない地域で育つ。佐藤真監督のもと映画美学校でドキュメンタリー映画制作を学び、00 年、自らの家庭を撮った『ふつうの家』を発表。仲間とともに「わたし」から始まる「部落」の情報発信サイト「BURAKUHERITAGE」を運営。現代の部落差別について講演活動を行う。2児のシングルマザー。趣味は韓国ドラマとDIY。本書が初の単著。